中長期経営方針
中長期経営方針
長期戦略のコンセプト
おいしさと楽しさで
“変化するWell-being”
に応え、
持続可能な社会の
実現に貢献する
変革力と持続可能性を実現する経営基盤
アサヒグループは、これまでも中長期的な視座に立ちながら、自らの持続的成長に必要な施策を立案・実行してきました。磨き上げた経営基盤を軸に、「サステナビリティと経営の統合」やDX戦略などによるビジネスモデルの高度化により持続可能性を高め、着実な企業価値向上の実現に取り組んでいきます。
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事業ポートフォリオ・ブランド基盤
酒類、飲料、食品領域で多様な高付加価値ブランドを有しています。グローバルな事業基盤を活用し、ビールを中心とするプレミアム化やグローバルブランドの拡大、さらに新たな成長機会の創出などを通じて、持続的な成長を実現します。
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サステナビリティ経営基盤
自然の恵みを享受して商品・サービスを生み出し、それらを通じて“おいしさと楽しさ”を人々に提供しています。サステナビリティと経営の統合を推進することで、事業の基盤となる健全な地球環境や社会を次世代につないでいきます。
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研究・開発基盤
研究開発は、多様化が進むお客様のニーズに応えるため、独自価値のある商品・サービスを提供していく基盤です。これまで培った技術・知見を活用し、新たな飲用・体験価値の創造を推進します。
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人材基盤
多様で多文化な組織であることは、持続的に価値創造を実現するために必要不可欠です。社員一人ひとりが活躍できる企業風土を醸成し、エンゲージメントを高め、競争優位の源泉である人的資本の高度化を図ります。
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財務基盤
強力な事業基盤とその信用を背景として、安定したキャッシュ創出や最適な資金調達などを支える強固な財務基盤を有しています。更なる財務マネジメントの高度化を図り、最適なキャッシュ配分を実践し、持続的な企業価値向上を実現します。
中期的な主要指標
のガイドライン
3年程度を想定したガイドライン | 2022年-2024年(計画) | |
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事業利益 | ・CAGR(年平均成長率):一桁台後半 ※1 | 4.9% |
EPS(調整後 ※2) | ・CAGR(年平均成長率):一桁台後半 | 4.4% |
FCF ※3 | ・年平均 2,000億円以上 | 2,260億円 |
- 為替一定ベース
- 調整後とは、事業ポートフォリオの再構築や減損損失など一時的な特殊要因を除くベース
- FCF=営業CF-投資CF (M&A等の事業再構築を除く)
中期的な財務方針
2022年以降のガイドライン | 2024計画 | |
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成長投資・債務削減 | ・FCFは債務削減へ優先的に充当し、成長投資への余力を高める ・Net Debt/EBITDA※1 は2024年に3倍程度を目指す (劣後債の50%はNet Debtから除いて算出) |
2.70倍 (2023年:3.08倍) |
株主還元 | ・配当性向※2 35%程度を目途とした安定的な増配 (配当性向は2025年までに40%を目指す) |
38.0% (2023年:37.0%) |
- Net Debt/EBITDA (EBITDA純有利子負債倍率) = (金融債務-現預金)/EBITDA
- 配当性向は、親会社の所有者に帰属する当期利益から事業ポートフォリオ再構築及び減損損失などに係る一時的な損益(税金費用控除後)を控除して算出しております。
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