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Group CPOメッセージ
自分らしさを、未来に向かうエネルギーに
アサヒグループは、「おいしさと楽しさで“変化するWell-being”に応え、持続可能な社会の実現に貢献する」ことを長期戦略のコンセプトに掲げています。この長期戦略を通じて人々の価値観の変化に応える製品やサービスを生み出し、日々の幸福感を提供したいと考えています。
私たちが目指すのは、「期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造」を自らも社会の一員として楽しみながら、世界を輝かせていくことです。そこには、事業を通じて環境問題や社会課題に取り組み、社会全体にポジティブなインパクトをもたらすことも含まれています。
ここ数年、アサヒグループはグローバル化を進めてきました。
現在では、100以上の国と地域で事業を展開し、約3万人の社員が世界各地で活躍しています。私たちの事業領域である酒類、飲料、食品は、それぞれの地域の風土、文化、嗜好性によって求められるものがさまざまです。
環境変化も激しく、Well-beingのあり方も変化することが当たり前となっています。そのような環境下で、私たちの製品や価値観、ビジネスモデルを固定化していては、変化を捉え、対応することはできません。アサヒグループ自らの変革を続けていくためにも、多様性を尊重し、一人ひとりが個性を発揮できる環境づくりに取り組んでいます。
私は、Group CPOとしてグローバル各地の社員と接する機会が多くあります。その中で感じるのは、アサヒグループには、明るく真摯に、好奇心を持って物事に取り組む方が多いことです。社員一人ひとりが個性を発揮しながら、互いに尊重し合うカルチャーが当社の強みです。
つい先日、グループのカルチャーを改めて感じる機会がありました。
「セーフティ&ウエルビーイング」をテーマに、グローバル各地の社員が参加するワークショップを行ったときのことです。そこでは、年齢・役職・ジェンダー・国籍の異なるさまざまなメンバーが集まっていました。
英語を母語とする社員もいれば、英語が不得意な社員もいる中で、互いが歩み寄り、言葉の壁を乗り越え、活発な議論が行われました。相手を認め合い、新たなものを生み出すために協同するという、簡単そうで難しいことが自然にできており、改めて前向きさやオープンマインドといったカルチャーがアサヒグループの強みだと感じました。
アサヒグループホールディングス株式会社は、グローバル本社として、日本、欧州、オセアニア、東南アジアの4つの地域統括会社をサポートし、グループ全体をリードする役割を担っています。グループのグローバル化を進めている中で、グループ本社として、さらなる進化を遂げようとしている時期であり、新たなアサヒグループをつくりあげていく途上です。
異なる経験や視点を有する多様な社員と協働し、成果をあげていくのは非常にチャレンジングな仕事ですが、グループの変革・進化を自ら推進していける、ほかでは得られない機会が広がっています。日々グローバル各地の社員と接するアサヒグループホールディングスの社員に重要なのは、固定観念にとらわれず、オープンマインドに他者の声に耳を傾ける姿勢と、かつ物事を前に進める力です。
人は無意識に偏った見方をしてしまいがちです。
自分らしさという芯を持ちながらも、目の前のものや見慣れたものにとらわれず視野を広く保っておくことで、おのずとこれまで見えなかったものが目に入ってくることでしょう。そこで得られる新鮮なインプットが新たなアウトプットを生み出す。こうした発想を持つことが、グローバル各地をつないで、新しいものを生み出そうとするアサヒグループホールディングスの社員には必要です。
多様な人材の集まるアサヒグループですが、目指す方向はひとつです。
「"おいしさと楽しさ"で、世界に輝きを」
この未来への約束を果たすため、アサヒグループホールディングスの一員としてともに働いていただける方をお待ちしています。
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取締役 EVP 兼 Group Chief People Officer
谷村 圭造
アサヒグループの
人材の考え方
ピープルステートメント
アサヒグループは『中長期経営方針』において、戦略基盤強化に向けた人的資本の高度化を掲げており、これを通じて目指す事業ポートフォリオとコア戦略の実効性を高めることを目指しています。
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