Group CEOメッセージ

“おいしさと楽しさ”で、
持続可能な社会に貢献する

アサヒグループは、グループ理念“Asahi Group Philosophy（AGP）”の実践に向けて、メガトレンドからバックキャストして更新した『中長期経営方針』に基づき、持続的な成長と企業価値向上を目指した取組みを推進しています。

昨年来、地政学リスクの顕在化や未曾有のコストアップなど、これまで経験したことのない厳しい経営環境に直面していますが、コロナ禍からの業務用の回復に合わせ、世界各地でプレミアム化を推進するなど、力強いトップラインの成長を果たしています。また、昨年より、アサヒグループジャパンを加えた４つのRegional Headquarters体制となり、迅速な意思決定を行う体制を整えるとともに、本年はグローバル調達機能を集約した新会社をシンガポールに設立するなど、グループガバナンスの基盤を強化しております。

引き続き、原材料・エネルギー価格の高騰やインフレの影響が懸念されますが、ぶれることなく、グローバルブランドの拡大展開やプレミアム戦略を推進するとともに、周辺・新規領域の拡大と探索にも経営資源を積極的に配分していきます。さらに、サステナビリティと経営の統合をはじめとして、持続的成長を支えるDX（デジタル・トランスフォーメーション）やR&D（研究開発）といったコア戦略に対する投資も一層強化してまいります。

アサヒグループは、ミッションに掲げるように、世界各地で自然の恵みから“おいしさと楽しさ”を生み出してきました。これからも、当社の商品とサービスを通じて、人と自然・コミュニティ・社会とのより良いつながりを支援し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

引き続き、一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 兼 Group CEO
勝木　敦志