直近の業績

2023年第4四半期 決算概況〔IFRS基準〕

エグゼクティブ・サマリー

  • 売上収益は、価格改定効果やプレミアム化の推進を中心とした売上単価の向上に伴い、全事業で増収を果たし、前年比10.3%増収の2兆7,691億円となりました。
  • 事業利益は、原材料を中心に大幅な変動費のコストアップ影響を受けましたが、増収効果に加え、各種コストの効率化に取り組んだことにより、全事業で増益を果たし、前年比8.1%増益の2,637億円となりました。
  • 営業利益は、事業利益の増加に加え、前年に計上した日本におけるSCM再編に伴う減損損失が無くなったことにより、前年比12.9%増の2,450億円となりました。
  • 親会社の所有者に帰属する当期利益は、主に営業利益の増益により、前年比8.3%増益の1,641億円となりました。

日本

日本の売上収益は、ビール類の売上が増加した酒類事業を中心に各事業が増収となり、1兆3,628億5千万円(前期比4.7%増)となりました。事業利益は、原材料関連費用の増加などの影響はあったものの、増収効果や各種コストの効率化などにより、1,195億3千5百万円(前期比9.8%増)となりました。

欧州

欧州の売上収益は、インフレ影響などにより販売数量は減少したものの、各国の主力ブランドやグローバルブランドの販売強化に加えて、価格改定の効果などにより、6,887億2千5百万円(前期比20.0%増)となりました。事業利益は、原材料や人件費などの費用増加はあったものの、増収効果や各種コストの効率化、為替変動の影響などにより、850億7千8百万円(前期比11.9%増)となりました。

オセアニア

オセアニアの売上収益は、物流の混乱による影響はあったものの、行動制限の解除に伴う需要回復などにより、6,521億5千4百万円(前期比11.8%増)となりました。事業利益は、原材料関連の費用増加などの影響はあったものの、ミックスの改善による増収効果や各種コストの効率化、為替変動の影響などにより、1,106億3千2百万円(前期比3.3%増)となりました。

東南アジア

東南アジアの売上収益は、売上収益は、マレーシアにおける主力ブランドの販売が好調に推移したことに加え、価格改定の効果や為替変動の影響などにより、578億6百万円(前期比11.9%増)となりました。事業利益は、原材料関連の費用や輸送費の増加などの影響はあったものの、固定費全般の効率化などを推進したことにより、13億9千8百万円(前期比144.2%増)となりました。

  • 2023年の外貨金額を、前年同期の為替レートで円換算して比較しています。

業績及び前年同期との比較

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