ウイスキーの開発

竹鶴政孝の意志を受け継ぐ味づくり

ニッカウヰスキー(株)の創業者である竹鶴政孝は、“日本の洋酒界を代表するブランドにしたい”という想いを込めて、1956年に初代「ブラックニッカ」をつくりあげました。ブレンダーたちはその想いを受け継ぎ、本格的な味わいのウイスキーを、より多くの方にリーズナブルに楽しんでいただけるよう、味づくりに挑戦しています。

繊細なブレンドで幅広い味をつくり出す

より多くのお客様に楽しんでいただけるよう「ブラックニッカ」ブランドでは、幅広い味のラインアップを展開しています。
ブレンダーは、何種類もの原酒を繊細にブレンドし、時には100回近くの試作を繰り返し、様々な技術を駆使してコンセプトに合致する味を実現しています。例えば、飲みやすさを追求した「ブラックニッカ クリア」ではピートを使わずにすっきりと仕上げ、芳醇な香りとコクを求めた「ブラックニッカ リッチブレンド」では、フルーティーに香るシェリー樽を用い、ゆっくりとビターな余韻が特長の「ブラックニッカ ディープブレンド」は、香りが芳醇に付与される新樽を使用しています。

味を守るためにブレンド処方を刷新し続ける

ウイスキーの原酒は、原料や蒸溜方法もちろん、熟成に使用する樽やその保管場所によっても、異なる味わいとなります。また年月を経るごとに樽の中で香味も変化するため、ブレンダーは数千にものぼる原酒を毎年評価しています。5年熟成した原酒を今年使用したとしても、翌年には6年間の熟成となり、1年前と全く同じ香味の原酒ではありません。変わり続ける原酒の特性を把握した上で、ブレンド処方を刷新することで、「ブラックニッカ」の味を守り続けています。

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